ecorium 広島市環境局中工場

ニューヨーク近代美術館、GINZA SIXなどを手掛けた谷口吉生氏による建築が特徴で、日本一美しいゴミ処理施設と呼ばれています。
ecorium内は自然光がたっぷり入るようになっており、風が通路を吹き抜けます。
内部の展示はゴミが正しく処理され自然へと循環する、または限りある資源のことを考えさせられるものだと感じました。
ゴミ処理場から自然へと繋がる造りは見事です。

内観を撮る際は、特徴だと感じた「差し込む自然光」と「吹き抜ける風」を感じられるように構図や仕上げまでを想像しながら撮影しました。
外観を撮る際は、一見どこでどう撮ったのかわからないような写真を目指しています。
説明十分な「伝える写真」も確かに良いですが、私としては「ここはどこなんだろう」「一体どんな建物なんだろう」と興味を抱いてくれるのも訪れるきっかけになると思っています。

工場内の見学は予約が必要ですが、このecoriumは9:00〜16:30の間で開放されています。
「業としての撮影を禁止」と看板に書いていたので、
金銭の授受があるロケ地などには使用出来ないのでご注意を。
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